折り返し

今回のクラスも4週が経過し、残り後4週と折り返し地点まできました。

 

授業がある日は毎日必死ですが、プラクティショナーとしても、クライアントとしてもクラスメイトといい関係が築けているので身体の調子は週を追うごとに良くなっていっている感覚があります。

 

毎週のようにハイキングに行っていますが、先週末もクラスメイトとハイキングに行ってきました。そのうちの1人が元々植林関係の仕事をしていて、樹の一本一本の匂いや触感、流れるエネルギーが違うんだよという話をしてくれ、今までそういった事はあまり気にしていませんでしたが、一本一本触れてみると同じ種類の樹でも甘い匂いのするものや、ちょっと苦味があるようなもの、肌触りがサラサラのものやザラザラのもの等、当たり前の事ですが生命あるもの全く同じなんて事はないんだなと。

 

ちょうど先週のクラスでもインストラクターのEllenから、あなたは五感のうちの視覚と触覚は優れているから、もう少し耳から入る情報や鼻から入ってくる情報にも目を向けてみなさいとアドバイスをもらっていて、自分でも身体をアナトミープリントでみている気がまだまだ強いなと感じていたので、今週はクライアント役のクラスメイトの足音や、うまく表現できませんが体臭とは違ったセッション中の空気の匂いを感じながらワークしてみました。

 

すると、今までとは明らかにタッチの感覚が変わり、クラスメイトからも今までよりも良いフィードバックがもらえました。自分でも正直何が起こっているのかはわかりませんが、今までよりもその現象が起こっている「場」にいることができた感覚はありました。Ellenからも今週は相手の身体の意思を受け取っていたねと言ってもらいましたが、まだまだその言葉の真意は僕にはわかりません。時間をかけてわかる日が来るといいなぁと思います。

 

anatomy的な面では、今週習ったSession4ではMedial line of the legを中心に扱っていくのですがワークの1つに大腿四頭筋と内転筋の分離、ハムストリングスと内転筋を分離させるというのがあり、Adductor Magnus(大内転筋)はAdductor portionは他のAdductorと同様Obturator N、しかしHamstringsに近い機能をする場所はTibial N、付着部もHamstringsに近いので4th Hamstringsなんて呼ばれる事もあるみたいですが…

と、神経と筋の関係も復習しながら今までとは見方を変えてワークをしてみると、また新しい発見があったりしておもしろかったです。

 

Session5で扱うIliopsoasやSession6で扱うObturator Externus、Biceps Femoris(short& long head)も神経支配でいうと別物なので、感覚的な部分も大事にしつつも、解剖学的な視点も大事にしてワークを進めてみたいなと思います。