鍛えるということについて

複数のロルファーの方がシェアされていた記事ですが、僕も凄く共感できる事が書かれているのでシェアします。

http://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161025-OYTET50031/

今回挙がっているような骨盤底筋を鍛えるケーゲルエクササイズやコアマッスルを鍛えるようなトレーニングメソッドはたくさんありそれ自体を否定するつもりは全くありませんが、その一部だけにフォーカスを当てて鍛えようとすると、必ずどこか違う場所のバランスが崩れて、力が入ったりしてしまうように感じています。

ロルフィングの創始者アイダ・P・ロルフ博士が残した言葉をお借りすると、姿勢や動きが重力下にあり、そこに健全な呼吸(色んな解釈の仕方があると思います)が備わっていれば、自然にからだがあるべき位置で機能するようになってきます。

特定の部位へのアプローチが必要な際も当然ありますが、これはロルフィングをしていて本当にそうだなと日々感じていますし、からだを全体として捉えて、その人それぞれのあるべき位置にからだが落ち着くと、時間差や個人差はありますが、自然と弱くて機能していなかったと思われるところも十分きちんと機能してくれるようになります。

その上でリハビリやトレーニング、からだを動かすともっともっと効率が良くなるのになと思います。

姿勢(動き)や呼吸に関してはロルフィングでもお手伝いできる事がたくさんあります。

興味がある方はぜひ体験してみて下さい。