セラピストのためのボディメカニクス講座終了報告
2019年1月13日(日)に全米ヨガアライアンスの資格取得において、日本で1番実績のある、アンダーザライト ヨガスクールのグループ内にある、ホリスティックヘルスケア研究所さんにて、
「セラピストのためのボディメカニクス〜施術における身体の使い方〜」
という内容のワークショップの講師をしてきました。
セミナーでは、
・重心の感じ方
・視野や後頭部の感覚
・耳〜蝶形骨の繋がりの重要性
・空間の意識
・グラウンディング
・力を上手に伝えるための身体の使い方
・相手の内側のプロセスや自然治癒力に寄りそう、セラピスト側のあり方
等をお伝えし、実際にペアでのワークで実践していきました。
セラピストやボディーワーカーにとって、自身の心身に力みのない、リラックスした状態で相手に触れるという事は、人の身体を扱っていく上で1番大事な点だと、思っています。
セラピストの多くはこの事を自覚していながらも、実際にそれをしっかりと教わる機会が全くないのが現状で、
「施術で指や手が痛くなる」
「腰が痛い」
「長時間の施術をすると疲れる」
等の悩みを抱えているセラピストの方が多数います。
僕自身も病院勤務時代には、上記のような事を感じながら治療をしていて、ロルフィングというボディーワークの世界に足を入れて、始めて、自分自身の体感として、相手の身体を良くしていくためには、まずは自分の身体が整っている事が大事だということを強く実感したので、今回このような機会を与えて下さった、ホリスティックヘルスケア研究所の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
今回参加して下さった方達からも、
「身体の使い方を学ぶことで、タッチの質が変わる感覚や、相手の身体の全体性に触れる感覚をつかめた」
「相手の身体の奥にある拍動をさらに感じられた」
「もっと早く学んでおけたらよかった」
等の感想も頂き、僕自身も非常に楽しい時間になりました。