Fascial Approach Seminar上肢編終了報告

2019年 11月16日(土)〜17日(日)の2日間でFascial Approach Seminar上肢編を開催しました。

今回も有難い事に満席で、遠方は鹿児島、岩手と全国の理学療法士、作業療法士、鍼灸師、柔道整復師、ヨガインストラクター、マッサージセラピストの方々にお集まり頂きました。

今回は2日間かけて、上肢〜頚部・体幹の繋がりの中で、可動域評価を通じて身体のどこに問題があるのかを特定し、筋膜リリースで問題を解消していくという流れで行っていきました。

 

「四十肩に対してはこういうアプローチ」「ゴルフ肘に対してはこういうアプローチ」といったテクニックチックなセミナーを行っても良いのですが、そのような伝え方になると、そのアプローチがハマる人には効果があるけど、当てはまらない人にはどうしようもなくなってしまいます。

 

ですので、僕は自分が理学療法士、ロルフィングを学んできた中で構築した、全身の可動域評価というものを通じて、身体のどこに問題があるのかという事をきちんと把握できるようになるという事に重きを置いています。

そうすれば、どのような問題を持った方でも、客観的に身体の状態を把握できるようになります。

その上でロルフィング的な筋膜へのアプローチができるようになると、学んだ手技を各々に必要な形で提供できるようになりますよね。

 

そのような事を2日間みっちり行い、参加者の皆さんの体を通じて凄く変化を感じとって頂けたので、ぜひ普段のセッションや臨床で活用していって頂ければと思います。

 

今回は中華街で懇親会も行い、仕事の事、家族の事、プライベートの話まで様々な話も皆でできてとても楽しい2日間となりました。

 

セミナーを始めて4年になりますが、様々なバックグラウンドを持った方々が、お互いの領域に対してリスペクトを持った上で共通の事を学び、それぞれの活躍している場で活用して頂けるような場を作りたいと思ってこれまでやってきたのが、やっと形になってきて、本当に嬉しい気持ちです。

これからもただテクニックを教える場ではなく、物事の本質が学べ、皆が安心して学べる環境、知的欲求が刺激されるような場に育てていきたいなと思います。

 

今回ご参加いただいた16名の皆さまありがとうございました!

 

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