筋膜リリースセミナー頸部体幹編 終了報告

2/26(日)にスポーツ総合治療院actさんにて、2016年度の筋膜リリースセミナー最終章である頸部・体幹編の講師をさせて頂きました。

 

今回も前回の上肢編に続き満員御礼で、ラグビートップリーグのチームで活動されているトレーナーや、鍼灸師、柔道整復師、理学療法士、看護師、ボディーワーカー等様々なバックグラウンドを持つ16名の方にお集まり頂きました。

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今回は脊柱のtype1,2 motionの理解やそれに対するアプローチ、仙腸関節のアプローチ等、少し難しい内容で「頭から湯気が出る」等のコメントも聞かれましたが、、、笑

参加者の方々がお互いに教えあっている姿が本当に嬉しく、皆さん帰る頃には身体も整い、セミナーの内容も腑に落ちスッキリした顔で帰っていかれていたので良かったです。

 

セミナーをやる時は参加される方が安心安全に学べる環境にしたいなと常々思っていますが、それは自分が作るものではなくて、参加者の方々と一緒に作るもんなんだなと今回気づき、安心して学べる環境を一緒に作って頂いた参加者の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

僕のセミナーで1番誇れる事はリピート率が80%以上であることで、シリーズものでやっているとはいえ、この数字が内容ももちろんですが、皆が学びやすい雰囲気で行えていることを物語ってくれていると思っています。

 

今回でProgress Sports Safety〜スポーツの安全を守るトレーナーチーム〜さん主催でのセミナーは一区切りとなり、4月からはロルフィングRootsとしてセミナーを行っていきます。

詳細はこちらからご覧下さい。

 

ロルファーとして主に筋膜を扱っていく中で、この組織は感覚器官としての役割が重要だと思っています。

セラピストの方で多く見かけるのは、セラピスト側からの一方通行として「身体がこうなってほしい」「こういう変化がみたい」等々をクライアントさんや患者さんに無意識に押し付けてしまう傾向です。

でも、クライアントさんの自然治癒力や身体が良くなっていくプロセスを引き出していくためには、クライアントさん自身がどう感じるのか、そしてセラピスト側がその起こっている現象をシンプルに感じ取って、何が起こっているのか、それに対して何ができるのかが大事だなと日々感じています。

 

なので、より身体の繋がりや、筋膜に触れる事で局所や身体全体がどう変化していくのかを、ワークする側もされる側も「感じる」時間を大切にするセミナーにしていく予定です。

 

まずは基礎編からの募集をしていますが、両日ともに既に半数近くのお申し込みを頂いているので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

2016年度の内容を再編しているので、再受講の方も大歓迎です。

 

一対一で身体の声に耳を澄ませ、自分自身のからだと向き合っていくロルフィングのセッションも大好きですが、一つのトピックを切り口として皆で学びを共有するセミナーの時間も本当に楽しいです。

今年は5月に埼玉で頸部・体幹編、6月より大阪でシリーズモノのセミナーもお声かけ頂いて開催が決定しているので、全国の皆さんとどんな学びの時間になるのか今からワクワクしています。

 

最後になりますが、今回参加して下さった皆さん、主催のプログレスの星野さん本当に楽しい時間をありがとうございました。

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